大切なお知らせ
近年、集中豪雨や台風等による被害が相次いで発生しており、また雨の降り方が局地化、集中化、激甚化しています。このような自然災害に対する保育施設の対応について、災害が発生する前にお子様や保護者、保育士の安全を図り、万一災害が発生した時の被害規模の軽減、早期の回復を図るために保育施設の臨時休園を判断することがあります。
開園前の場合・・・朝6時の時点で杉並区の「警戒レベル3」以上又は気象庁から杉並区に「大雨特別警報」の防災気象情報が発表された場合は臨時休園となります。
また、朝6時の時点でJR中央線(東京~高尾)が全線で計画運休を実施中もしくは朝の通勤時間帯に計画運休を開始すると発表した場合には臨時休園となります。
開園中の場合・・・杉並区が「警戒レベル3」以上を発令した場合又は気象庁等から杉並区に「大雨特別警報」の防災気象情報が発表された時点で保護者にお迎えをお願い致します。
臨時休園のお知らせは杉並区の「すぐメール」を利用して区保育課から速やかにご連絡を致します。必ず登録されたメールを受信出来るようお願い致します。また臨時休園中に警報等が解除された場合にでも終日臨時休園となりますのでご了承下さい。
判断が付かない場合には園長高木の携帯までお電話下さい。
胃腸炎流行期について
これからの季節は感染症対策を徹底しなくてはなりません。
感染性胃腸炎の原因となるウィルスの一つがノロウィルスです。これは手指や食品などを介して経口で感染し、人の腸管で増殖し、発症します。潜伏期間は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり発熱は軽度です。通常これらの症状が2~3日続いた後、治癒します。下痢や嘔吐がある場合は早めに受診し、脱水症状にならないようにこまめな水分補給を行います。
ノロやロタウィルスの感染力は強く、少量でも感染するため取り扱いには十分注意をする必要があります。ご家庭内での感染予防も大切ですが、保育園で感染が広がると多くのお子様、職員もが感染することにつながります。そのため、厚生労働省からのガイドラインによりまして、胃腸炎流行期におきましては園で嘔吐下痢のついてしまった衣類をそのままお返しさせて頂きます。また保育園内にて嘔吐、水様便が2回ありました場合、また明らかに感染が疑われる場合にはお迎えをお願い致します。
予防といたしましては、これもやはり手洗いです!
こまめに手を洗い、ご家族間でもタオルの共有はしないでください。またトイレを流すときには必ずフタを閉めて下さい。
そして汚れ物の処理には使い捨ての手袋・エプロン・マスクを着用し、消毒液を使いましょう。ノロやロタウィルスなどはアルコールでは十分な消毒効果が出ませんので、胃腸炎流行期の消毒には家庭用塩素系消毒剤などを使用します。また、ウィルスは熱にも弱いため、衣類など漂白剤で色落ちして困るものについては熱湯消毒がおすすめです。
消毒液の作り方
1、0.1%次亜塩素酸ナトリウム 水500ml +原液10ml (ペットボトルキャップ2杯)
(次亜塩素酸ナトリウム/塩素系漂白剤:商品名/ミルトン・ハイターなど)
汚れ物の処理、嘔吐物や便が付着した場所の消毒に有効です。しかし薄めた消毒液は時間が経つにつれ効果がなくなってしまいます。出来るだけ使用する直前に作るようにしてください。
2020.9.2